ポケモン実況というカテゴリーにおいてニコニコ動画からYouTubeへ完全移行している昨今、新規視聴者を習得するなら「YouTube」、趣味なら「ニコニコ動画」…と、筆者は解釈しているが、果たして「ニコニコ動画へ投稿する」行為は投稿側のモチベーションが維持できるものだろうか
…と疑問に感じることがある
そんな筆者も数年前まで謎のプライドがあり「YouTubeは金の亡者!悪だ!」「低クオリティ動画の巣窟!」みたいなことを言いながらニコニコ動画メインで活動していたが今思うと勿体ないことをしていたなと思いそんな背景踏まえて筆を動かすことにした
動画投稿者の根本的考えに「承認欲求を満たす」…があると思っていて動画を投稿する時に「多くの人に見て貰いたい」…は誰しもが持つ初期感情だと思う
※ペリカンという特殊なタイプもいるが
承認欲求は全ての人間が持つ本能的部分で、承認欲求が強いことは恥ずかしいことでは無いし、「承認欲求強過ぎてキツい」…みたいなことを言い出す人間も稀に生息しているが、これに関しては毎日どんな薄い感情で生活してるのか逆に怖いし、そういう人間に限って承認欲求が高いこともしばしばである
動画投稿をした後に自分の再生数やコメント数は自覚無く確認するのは当たり前で伸びていれば嬉しくなるのも普通の感情だろう
上述した「YouTubeは金の亡者!悪だ!」という考えはパッション的な意味合いで当時発言していたが、根本は「ニコニコの数字がYouTubeへ移行していくのがなんか悔しかった」的な感情があった気がしており、「低クオリティ動画の巣窟!」も見渡してみると「高クオリティの動画が毎日上がっている」が事実で、過去そんな感情を抱えていたのがバカだったなとは思う
時代が進むに連れて「ニコニコ動画を見る時代」から「YouTubeを見る時代」へ移り変わり、学生がスマートフォンで動画を視聴する際に使用するアプリも95%はYouTubeというデータもあり(弊社実施の都内アンケート統計)、ニコニコ時代に持っていた承認欲求を現時代で満たすにはYouTubeを利用しないという選択肢は無いと言える
そんな背景を踏まえると「動画を視聴する動き」に対して、動画投稿者側も敏感になる必要があり、ポケモン実況者で先陣切った者も何人か思い浮かぶ名前があるだろう
これが2017年あたりから既に始まっていたと思うとニコニコ動画のみの投稿に拘っていた時期はかなり勿体ないことをしていたなと感じる側面もあり、固定視聴者を維持するにもベストな行動・立ち回りが出来ていたかというと今となっては出来ていなかったと感じる
そんな実態がある中、ニコニコへ動画投稿する実況者は時代に比例してない行動とも言え、移り変わる時代に対して追いかける気が無いようにも見えるし、更に言えば「この人はどこを目指して活動してるんだろう?」と思う人もポケモン実況者にはいる
ポケモン実況というコンテンツはモチベーションを維持するのが大変で多くの人は社会や私生活含めた現実世界に負ける、強いモチベーションこそあれば、現実世界の事象に負けるわけがないので変なプライドは捨て自らモチベーションを作る動きも必要なのではないかと思う
ポケモン実況にせっかく関わったなら
社会や私生活に負けるのは勿体ないので
強いモチベーションで現実世界に打ち克て
自分の時間なんて悩んでいる内に
どんどん消えて無くなるぞ