意思の舞台裏

過去に何かやらかした人は界隈から退かなければならないという謎ルール

 

サッカー日本代表「佐野海舟」に関して発言しているネットの雑音を目にして、自分目線で思うことがあったので自分が活動しているポケモン界隈でも似たような事例含めて所感を書こうと思った+水曜日は何か書く習慣を付けようという謎のモチベーションがあるので今週も筆を執った

 

2024年7月、サッカー界に激震が走った事件で鹿島アントラーズ所属でドイツ一部リーグへの移籍が確定していた佐野海舟選手が不同意性交容疑で逮捕、その後不起訴となったが被害女性含めて佐野海舟へのバッシングは1年経過した現在も見かける

 

同じような事例でイナズマジュンヤ(伊東純也)も性加害として当時取り上げられ、最終的には事実無根ということで日本代表復帰を遂げている。一方佐野海舟の場合は「幼馴染の男性2人と共謀して一人の女性に性的暴行を加えた」という報道後、不起訴となり法的には一区切りが付いているが「佐野海舟が日本代表復帰する」という発表は賛否両論が続いている

 

森保監督は「ミスを犯した選手をサッカー界から葬り去るのか」という考えからチームの一員、家族と考えたときに再チャレンジを与える運びとなったが、SNS上では「性的暴行や不同意性交に対する認識が甘過ぎる」という意見が飛び交っている

 

客観視すると「不起訴となった裏付け」は公開されていないのもあり、実態を知らない人間からのパッシングは起こるのは当たり前な気がするが、早川的には「本人が罪と向き合い、前へ進もうとしている、償いになるかは分からないが本人が覚悟を持って生きていくと発言した以上、見届けたいし応援したい」という気持ちが先行する

 

これは元々鹿島でプレイしていた佐野海舟という選手が好きという背景もあるが「サッカー選手を引退することが彼にとっての償いではない」と本人が決めたのなら第三者の俺は何も言わない(いつまでも言ってる方が変じゃね?という考えに近い)

 

ポケモン界隈では性的被害…のような事例は見たことが無いが(自分が知らないだけで実際にあるかもしれない)、2023年WCSでの八百長疑惑、型共有の過去を持つ人も現在勢力的に活動しているにも関わらず未だ粘着的にパッシングする人を見かける

 

これに対しても同じ考えで「本人が過去を反省して前に進んでいる、今の活動がその過去への償いと思って生きている」なら何も言わないし邪魔はしたくない

 

ー本人が決めたことを第三者が干渉して規制するー

 

このムーヴは「ネットのキショい部分」とまで思っている

 

自分にフォーカスを当てた時に思い当たるのは

 

・ボスラッシュ事変

・切断バグ関係

 

あたりかと思っているが

 

前者は活動史上一番反省していて「不快なことをしたら引退する」を償いと決めていたが、長い人生を考えたときに「果たしてそれは償いになるのか?」と立ち止まり「長く活動を続けないと償いを背負い続けられないし、引退は外野からの希望でしかなくこの界隈で戦い続けること」が自分が満足する本当の償いじゃないか?と思い始め、結局は自分の思うポケモン人生に対して外からの言葉は全て雑音と考えるとあまりにも小さな償い、縛りだったと思い活動を続けている

 

後者については未だ何が悪かったのか理解してないし、当時それ以上にこの界隈のキショさを一番近くで見ることができたこの俺が界隈から離れることはできないという思いで毎日を生きている

 

この重さが分かるか?

 

佐野海舟をパッシングしても良いと思うが

パッシングできる覚悟はあるか?

ネットノイザーの諸君