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最終日 5:30 瞬間221位達成(2004)
最終結果 432位(1943)
🔷使用した構築🔷 ※レンタルパーティの使用はご自由に
🔷コンセプト背景🔷
『全ての構築・盤面に対して己の選択肢で柔軟に対応する』
基本選出や構築内で決まった動きに囚われず、見せ合い画面・対戦中に発生した事象に対してその場で判断し対応する(感覚に近い)。特定の並びに対する機械的な選出・動きや対戦中の再現などはシーズンを通してもちろんあるが、どの盤面でも必ず長考し最善手を取り続け、型バレしていてもそれを上回る自力で捲る、これが恐らく自分のプレイスタイルに合ったコンセプト。
『環境変化にアンテナを張り、見えないメタを構築に仕込む』
終盤に増加したラグラージ+カミツルギあたりが挙げられるが、吹き飛ばしを持つカバルドンの個体が減少しているなども含まれる。後述する個体説明にて見えないメタについて記述する。
🔷構築経緯🔷
相棒枠。
エースバーンとドリュウズがカバルドンを呼ぶので誘い殺し枠。冠の雪原環境序盤では「挑発」で止まる個体がほとんどだったが、シーズン13終盤あたりから挑発を打つタイミングでアグノムより早いポケモン(エースバーンやフェローチェなど)に即交換される対戦が増え、吹き飛ばしを切ったカバルドンと前者の動きに柔軟に対応できる「みがわり」に変更しシーズン終盤まで使用。
準相棒枠。
アグノムとの補完に優れるタスキステロ兼クッション枠(見た目だけでギルガルドに打点はない)。まもるを採用することでタスキを維持すべきか、砂ターンを管理すべきか流動的にできる構成。シーズン通して選出率が減ったが初手ダイマックスに対して繰り出す駒として使用することが今シーズンは多かった。
準々相棒枠。
冠の雪原環境に入ってから一撃必殺技をダイアース媒体になる「じわれ」からダイアタック媒体になる「つのドリル」に変更。主にテッカグヤ、クレセリアあたりを想定しての変更とダイアタックによるS操作は相手から考慮されない詰めに使用できる。強力なキョダイマックス技に囚われずドヒドイデ絡みのサイクルを単独で封殺できる臆病身代わり型で今シーズンも採用。
前シーズン感触が良かったドリュウズを続投しシーズン終盤まで使用。単純にステルスロック+ダイマックスドリュウズの制圧力が凄まじく、剣舞後はダイマックスでも凌げ切れない火力を誇る。構築内で一番強力な火力の押し付け枠にして電気の一貫切り枠。
vsウーラオス撲滅兵器。
エースバーンより初速が早く、新規習得した「悪巧み」+「ダイジェット」による制圧力、タスキウーラオスをワンターンキルできる霊獣トルネロス。冠の雪原環境を通して「命の珠」→「ジャポの実」→「ゴツゴツメット」と配分と共に変化していったが「再生力」+「ゴツゴツメット」の組み合わせが非常に強力。スカーフウーラオスも初手とんぼがえりで触ってくれたり、以降もその効果が永続的に作用する。vsウーラオス入りには絶対選出。
いつもの。
ミミッキュをダイマックスを切らずとも対応できるのが偉く「チイラの実」+「かえんボール」or「きしかいせい」を耐え切れるポケモンは少なく、ダイマックスを消費させた後の対面詰め枠として非常に強力。この構成以外のエースバーンもう使えないかもしれない。
🔶個別紹介🔶
165(116)-117-95(36)-154(68)-96(44)-182(244)
・A132「こおりのキバ」を身代わりが最高乱数以外耐え
・C73「ねっとう」を身代わりが最高乱数2つ切って耐え
・C95「ムーンフォース」を身代わりが最高乱数2つ切って耐え
・C↑強化「ダイサイコ」でH振りサンダー高乱数2発
・D↑でC194強化「ダイジェット」をDM化で2耐え
・素早さは動画で公開している181ラインに+1 etc
元々「挑発」「悪巧み」でカバルドンをシャットアウト→起点にしていた構成から「身代わり」「めいそう」へ変更。カバルドンにアグノムを繰り出した際に素引きされる対戦が増え、挑発を打つか打たないかの択を回避できる柔軟性を評価し採用に至る。ふきとばしを切ったカバルドン(なまける持ち)が増え、従来の動かし方に加えてみがわりを残して突破も可能。カバルドンから素引きしてくるポケモンはアグノムの強化サイコショック2発で沈むポケモンが多く、相手の後出しを見てから崩すことができる。積み技としてめいそうを採用してみたが思った以上に使用感が良く、強化アイテム持ちのダイマックスサンダーと打ち合えたり、カプ・レヒレのムーンフォースを身代わりが耐えたりと自力で崩しを行える点が強かった。「ラティ兄弟で全く同じことできませんか?」はNGワードです。
197(172)-138-154(76)-116(4)-121(4)-113(252)
・A182「すいりゅうれんだ」を最高乱数2個切って耐え
・A187「がんせきふうじ」→「じしん」を最高乱数切って耐え
・196-100ランドロスに対して「がんせきふうじ」→「れいとうビーム」が186~224
・がんせきふうじ1回で最速102族抜き etc
シーズン2から使用している配分。冠の雪原で霊獣ランドロスが合流したことによりバンギラスにもホイホイ投げられるのでメタ打点として「れいとうビーム」。バンギラスで霊獣ランドロスに削りを入れ、後続のドリュウズ、エースバーンを通していくのが理想的な動かし方。「まもる」は「ドリュウズの砂ターン調整」「ラプラスの残飯」「エースバーンのチイラ発動条件」を操作でき、初手に投げられやすいヒヒダルマやフェローチェに対しての様子見、エースバーンのとびひざげりを透かす、クッション運用した際の時間稼ぎとシングルでも使用感が良い技でした。
209(28)-94-132(252)-109(28)-116(4)-115(196)
・A182「インファイト」62.5%耐え
・A216「じしん」を残飯込み2耐え
・素早さ最速61族+2 etc
キョダイマックスとしての対面性能に加え、ドヒドイデヌオー絡みのサイクルにみがわりを残しながら崩し切れる単体性能に惹かれ、バンギラスと同じくシーズン2から使い続けている「砂塵旋律構築」の2枠目を務める。火力がない受けポケモンにみがわりを残せる機会が多く、攻め+受けが混在した並びに選出し、攻めを一撃必殺技やスリップで消耗して崩すのが理想的な動かし方。最終日にvsハチマキウーラオスに対してインファイトを耐え→ダイアタック→キョダイセンリツ→2回目のインファイトを耐えて対面処理した時は流石に脳汁出た。
185-187(252)-81(4)-c-85-154(252)
・ミミッキュのかげうちの乱数が変わるのでB4振り
・ミラー意識で最速
特に説明すべき特記事項はない砂ドリュウズ。基本的には「ダイマックスさせること」「砂化で動かすこと」を前提としたポケモンで、単体としては打ち負けやすい弱いポケモンなので「ダイマックスを切るタイミング」によって勝率が大きく変わる。シーズン13の構築記事を見た感じでは砂ドリュウズは準速が多かったのと、ダイジェット後のエースバーンを抜く方が強いと思い最速でシーズン終盤まで使用。体感ドリュウズミラーの同速勝負はほぼ負けなかった。
155(4)-a-104(28)-158(220)-111(4)-190(252)
・A200「あんこくきょうだ」確定耐え(~154)
・330-95 DMエースバーンを「ステルスロック」+「悪巧み」→「ダイジェット」で確定。
・330-110 DMサンダーを「ステルスロック」+「悪巧み」→「ダイジェット」で81.2%で確定
・207-167 砂化バンギラスを「悪巧み」+「きあいだま」で確定
・「ゴツゴツメット2回」+「ドリュウズのじしん」で175-120ウーラオスを93.7%で確定
間違いなく構築のMVP、シーズン通してのウーラオス撃破数はだいたいこいつ。相手のエースバーンとバンギラス、ラプラスが対面した際に霊獣トルネロスに交換し、ゴツメを稼ぎつつ上から飛行技で落とす動きが単純かつ綺麗でダイマックスを切ってきた際でも有効。上述しているがゴツゴツメットを2回触らせれば砂化のドリュウズでウーラオスを縛れるので環境に多かったの並びにドリュウズを通すルートも取れた。
157(12)-165(228)-96(4)-c-97(12)-188(252)
・「チイラ発動」+「きしかいせい(威力200)」で207-135スイクンが確定(目安)
・身代わり4回で「チイラ発動」+「きしかいせい最大火力」
・ダウンロード対策のB<D
・ミラー意識最速
特性猛火時代から使い続けてる構成、エースバーンはダイウォールが使えるか使えないで柔軟性が大きく変わるポケモンだと思うので、大きな環境変化がない限りはずっとこの構成で愛用しそう。vsミミッキュに対して「リベロ」→「身代わり」を使うことでかげうちに縛られずに対応したり、HP1からでもダイウォール⇒キョダイカキュウと切ることでミミッキュを対応できる点も評価高く、早いポケモンの身代わりはダイマックスを2回枯らすこともできるので8世代環境でも非常に強力。
🔶あとがき🔶
人事を尽くすシリーズをスタートして初めての最高レート2000達成、最終的な目標は最終二桁順位達成→レート2100超えなのでレート2000で保存せず9時まで潜り続けましたが上がらずに下がったので今シーズンの結果には満足していません。シーズン15から竜王戦環境になりますが自分が思う「レート対戦」とはかけ離れている環境なので恐らく潜らない可能性大。未だに抱え続けている負債動画の消化に費やす3か月にする予定です、それに伴い「人事を尽くすシリーズ」も次回のDAY14で一旦休止、レート2100を取るまでこのシリーズは続くので5月?から再び頑張ります。